有限会社笊屋

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About winemaking

梨ワインができるまで


8月下旬 夏の日差しをタップリ浴び、いよいよ「稲城」梨の収穫です。
生産農家さんは贈答用の準備で大忙しです。
梨ワイン用の材料梨も同時にピッキング!
お忙しいところ、感謝申し上げます。


生産農家さん、朝早くから収穫し、その日のうちに贈答用を送り出し、梨ワイン用材料梨も、農協さんへ持ち寄ってくださいます。
荷台満載になりました。(近年は私もレンタカーで合計2.5tを搬入)
さあ、出発です。

フジッコワイナリー(株)に到着
生産農家さんのコンテナーを持ち帰らなくてはいけないので、工場のコンテナーに移し替えます。(検品・計量を兼ねて)工場の方々も手伝ってくださり、「わぁ!これ、すごく大きいわ」と驚いています。


画像は少量作業の様子です。
果皮を破り、果実をつぶします。


破砕した果実から、皮、種を分離し、果汁を取り出します。
1kgの梨から「梨ワイン720ml」が1本出来ます。


酵母を加え、発酵させます。
発酵温度は25~27℃に保ちます。


遠心分離機で澱を取り除く。


梨ワインの場合は、タンクで貯蔵します。


瓶詰めする前に ①珪藻土フィルター ②ろ紙フィルターで濾過し、最終的に清澄なワインとなります。


検査後、ラベル貼り、箱詰めを行います。


毎年10月下旬、「稲城の梨ワイン」は販売開始となります。